雲竜紙(うんりゅうし)について|和紙の卸売り・印刷・加工なら滝和紙店

雲竜(うんりゅう)和紙とは

大正時代から福井県越前市で漉かれる、楮やレーヨン繊維を長めにちぎって漉き入れる、雲のような柄を出す和紙の名称。

和紙の表面に長めの楮やレーヨン繊維を出して抄紙する和紙の名称。
大礼紙と並んで、模様の入った和紙として、代表的な和紙。
雲竜紙は大礼紙よりも「はな」の繊維を長くにちぎって、表面に多く出されます。
出方はランダムになりますが、この「はな」の長さや全体的な量などは、工場によって特徴が出てくることになります。

華(はな)に使われる繊維は楮(こうぞ)が一般的ですが、より光沢を出すために写真ようにレーヨンの繊維を入れて出来上がったときに華の部分が光るように抄紙した雲竜紙が増えております。
名刺や熨斗紙、パンフレットなどで使われる多くは楮を使って華を作った雲竜紙になります。
またこの華(はな)自体に色を付けて、綺麗な色合いに仕上げた紙などいろいろな種類がございます。

越前和紙の鳥の子紙・雲竜紙・雲竜紙は日本の和紙を代表するものとして昔から愛用いただいているため、色の種類も様々なものをご用意しております。

【雲竜紙への印刷について】

雲竜紙への印刷は風合い良く仕上がり、また和紙さしさがある、と人気があることから、 機械漉き雲竜紙は印刷耐性が高いものをご用意しております。
オフセット用にお使いいただく雲竜紙から、ご家庭でのインクジェット印刷向けなものまで幅広く取り扱いがございます。

【主な雲竜紙の和紙について】

福井県越前市。(雲竜紙という言葉は、越前和紙しか使えないため)
似た紙として作られたものに「雲流紙」「新雲竜」など別産地の和紙や洋紙などがございます。

【雲竜紙(うんりゅうし)をお探しの法人様】

当店に直接ご来社頂いてサンプルを見ながらのご商談、
営業担当が御社へ訪問してのご提案もさせて頂きます。

まずは、メールまたはお電話にてご連絡ください。

TEL:075-802-2997

【雲竜紙(うんりゅうし)をお探しの個人のお客様】

当店ショールームでは当社で雲竜紙の大判サイズや、A4サイズなどを販売しております。
是非ご来店くださいませ。

TEL:075-802-2997

雲竜紙が使われる主な加工製品