御城印帳のオーダーメイド製作・製本|滝和紙店

オリジナル御城印帳の製作・製本
オリジナル御城印帳の製作・製本

御城印帳とは?

御城印帳(ごじょういんちょう)は、御城巡りをされる方が登城記念などにお城でいただいた書置きを集めるためのものです。

御朱印帳は直接書いていただくことを前提にお作りしているのに対して、御城印帳はお城毎の書き置き(御城印)や、登城券などをまとめられるように、ポケットを付けて製作しております。

御城印帳自体の歴史は浅く、御朱印帳で日本各地の神社仏閣で御朱印を頂いた方などから、 折角の日本の文化遺産であり、歴史も数多くある御城でも御城印が欲しいというご要望からできたのが始まりです。

そのため御城印は御朱印とは異なり、そもそもが記念品としてつくられたものとなります。
よりデザイン的に凝ったものが多く、お城毎で作って販売されるところが多くなっております。

当社では、その和紙などを使って作られた御城印を色々と集めていくことが楽しくなるように、
昔からしている手作りの和本などと同じく、温かみのある手作りの御城印帳をお作りしております。

御城印帳の本文

オリジナル 御城印帳の本文

日本伝統の和紙である越前鳥の子・奉書紙を使用してオーダーメイドで御城印帳を製本しております。

当社では御朱印帳専用に、筆で書き心地のよい地合い、墨やインクの滲みがよい専用の和紙をオリジナルで漉いております。

原料については詳しく申せませんが、肌合いがよく墨のノリが良いと、現在までに日本各地の寺社仏閣様から書きやすい和紙だとご好評を頂いているその和紙を御城印帳にも使用しております。

御城印については、書き置きタイプが多くなりますので、片面をポケット付きにて仕上げさせて頂いております。
※書き置きとは、その場で直接書いていただくのではく、すでに出来上がった状態の1枚の紙を購入するものです。

オリジナル御城印帳の製作・製本

当社のオーダーメイドご城印帳(ポケット付き)について

朱印帳専用の和紙に、丁寧に調合・糊付け・折り込み・断切と専門の職人が各加工を行い、 一枚一枚ポケットを取り付けて、熟練の京都の職人によって迅速で丁寧に御城印帳として製本をさせて頂きます。

製本作業が非常に増えている現在でも、効率よりも品質を最重要視して、 紙漉き工場での材料の質、抄紙時の検品から、本文の検品、製本工程、製本仕上げまで日本の伝統を守る職人が製作して、管理者が厳重にチェックを行っております。

日本伝統の御城でお取扱いを頂き、ご来城者様にお渡し頂くものであるからこそ、 一つ一つ手を抜かず製本してオリジナルの御城印帳をお作りしております。

このようなデジタルな時代だからこそ、一つ一つの御城印帳から温かみが感じられるものに仕上げたいと思っております。

御城印帳のオーダーメイドについて

オリジナル 御城印帳の本文
【製作ロットについて】
最低100冊から製本可能です。
【本文(中の紙)の和紙について】
朱印帳専用の別漉き和紙 奉書紙(白色)・鳥の子(未晒色)
【項数(ページ数)について】
【標準版】袋付きページ42P:紙ページ40P
【簡易版】袋付きページ20P:紙ページ18P
【カスタム】ご指定のページ数をご連絡ください。
※紙ページはスタンプを押したり、日記を書くなどお好きにお使い頂けます。
【御城印帳のサイズ(寸法)について】
特大(約183×127mm)、別寸(別途お問合せください) ※PP袋のサイズは約170×121mmとゆとりあるサイズになります。
【表紙について】
和紙・友禅紙・型絵染紙・擬革紙・布などご希望のもので製本いたします。
またオリジナルデータ(画像)の印刷、各種箔押し、表題付けもお受けしております。
※和紙の場合は主に凹凸和紙・楮調和紙・布目和紙に印刷をさせて頂きます。
 摩耗耐久性は凹凸和紙>布目和紙>>>楮調和紙になります。 (楮調和紙はOPP入やビニールカバーを推奨しております。)
※ご依頼者様支給の和紙・布での製本もお受けしております。
※製本前にご城印帳の表紙として使えるものかをご確認させて頂きます。
【仕上げについて】
紙カバー(標準)/OPPカバー(オプション)/ビニールカバー(オプション)
※ご指定の朱印帳カバーがございます場合はご支給頂ければ当社にて包む作業もお受けしております。
※帯付け・バーコードシール貼りなど、ご希望があればお問い合わせください。
【特殊加工について】
お客様のご希望によって随時ご対応いたします。
(加工例)
〇トレーシングペーパーなどに印刷しての帯付け。
〇本文の複数個所への印刷をしての製本。
〇ブランドを表すシール付けや、印刷紙の製作や御支給品の同梱。
〇本文と同じ紙、または異なる和紙にて、御城印の製作。
〇印刷表紙の原稿・イメージを頂いて、当社でデザイン・構成をしての製本。
(大きな写真やイラストを置いて、文字を配置するなどの簡単な加工であれば7,000円~)
〇完成品の御城印帳をOPP袋やナイロンカバーに入れてご納品。
【納期について】
約30日にて製作可能です。
※製作する部数や表紙の種類などによって前後しますので詳しくはお問合せください。
【ご注文の流れ】
詳しくは下記リンク先をご参照ください。
※お問い合わせからご納品までの流れ
【当社からのお願い】
現在、弊社にて継続して製作させて頂いている御城印帳の関係によりましては、
お断りさせて頂くことがございますので、申し訳ございませんが予めご了承ください。
※お問合せ頂いたことを無断で第三者に開示することはございません。

当社のオリジナル御城印帳の作り方※大まかな工程になります。

  • 【断切(だんさい)】 朱印帳専用の和紙を、製作に必要な寸法に断切いたします。
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  • 【本文製作】折り込み・丁合・糊付けなど本文製作の加工をいたします。
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  • 【PP袋付け】一枚一枚手貼りでの貼り付け加工をいたします。
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  • 【表紙製作】指定の表紙生地に必要な加工を施して表紙を製作いたします。
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  • 【検品】 上記で仕上がった本文(中身)・表紙の仕上がりをチェックいたします。
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  • 【表紙貼り】 職人が表紙と本文を貼り合せて、丁寧に仕上げて1冊ずつ製本いたします。
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  • 【最終検品】 完成品が間違いないか御城印帳本体の検品を行います。
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  • 【カバー付け・梱包作業】 納品形態によりまして、紙カバーやOPP入れを行い最終検品を行い、梱包納品を行います。